【おすすめ本】世界から言葉が消えていく。

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残像に口紅を (中公文庫)』(筒井康隆

言葉が消えていく世界。名前の中の文字が消えればその人も消えてしまう。悲しいのか、面白いのかわからない。あなたがどう感じるのか読んでみて教えてください。

 

フィクションが好きな人にオススメです。しかし、そこらへんのフィクションとは格が違います。著者の実験的な小説であり、最高傑作だと自分は感じます。

この本は、どんどん使える言葉が減っていくところに面白みがあります。例えば、「は」がなくなると「ハンバーグ」も「ハンバーガー」も食べられなくなります。使える語が少なくなっていく中で著者のすごさを感じる小説です。

「あ」が使えなくなると、「愛」も「あなた」も消えてしまった。世界からひとつ、またひとつと、ことばが消えてゆく。愛するものを失うことは、とても哀しい……。

言語が消滅するなかで、執筆し、飲食し、講演し、交情する小説家を描き、その後の著者自身の断筆状況を予感させる、究極の実験的長編小説。

 著者:筒井康隆(つつい・やすたか)

1934(昭和9年)、大阪に生れる。同志社大学文学部で美学芸術学を専攻。60年、SF同人誌「NULL」を主宰、本格的創作活動に入る。最新刊は、『読書の極意と掟 (講談社文庫)

この本を取り上げた理由は、書店にて、[アメトーーク!「本屋で読書芸人」で大反響!Amazonランキング書籍総合第1位]という帯を見たときにミーハー魂全開な自分は読んでみたい、読まなければならないと思ったからです。多くの人がいい評価をしているだけあって、期待を裏切らないめちゃくちゃ面白い内容でした。ちなみに、自分は気づきませんでしたが、消えたはずの文字を使用しているところもあるので探してみてください!

興味を持ってくださった方、自分と一緒でミーハー魂を持っている方、ぜひぜひ読んでください。圧倒的におすすめできます!

残像に口紅を (中公文庫)

残像に口紅を (中公文庫)

 

  

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